時系列
ニコ生世代別放送傾向
「世代」という単語の発端:
それまであまり見向きもされなかったニコ生だが
2009年10月頃から女性生主やコレコレの台頭による生主デビューが加速している。
生放送の敷居が格段に下がり、今現在の喧嘩凸が廃れまったり生放送が主流になるきっかけである。
これを大手生主の石川典行が皮肉る放送中、リスナーのスカイプ凸で
凸者「ニコ生って1年ほどしか歴史無ないけどかなり変わりましたね」
石川典行「そうか?出会い厨なんか昔からいたろ」
凸者「ニコ生って世代別に別れてると思うんですよ。」
石川典行「なんだよその世代ってwwwwへぇーじゃ俺は何世代だ」
凸者「石川さんは第2世代だと思います」
この放送の時点では石川典行にもリスナーにも笑われていたが、それとは裏腹に
徐々に単語が浸透する。現在ではニコニコ大百科にも正式に記載され、
議論はあれど生主ぶろっこりーなどが第3世代代表と自ら豪語するほどにまで広まった。
RO生放送でも規模は小さいもののその傾向は見受けられる。
RO生放送(世代別分類)
[第1世代]
フェーズ1:先駆者
ROの実況とニコ生を関連付け、ROの見ている風景をとりあえず
ニコ生で流してみた世代。200~500枠で枠を取ることすら困難であった頃。
ゲーム配信が大半だった初期ユーザー生にひっそり便乗する形ではあったが
ユーザー生開始~2009年4月ごろまでの主な放送スタイルとして盛んだった。
来場者数1桁~2桁がデフォとなっていた。
狩り垂れ流しのテンガンさんやや騎士団ソロに特化したKさん
そんな中、BOSSソロ狩りを定期配信を行ったゆきかぜさんは非常に画期的であった。
当初はまだニコ動がメインで動画公開もグレーの時であり
そんな生放送がもひっそりと配信され始めた状況の中、
ROというだけで叩かれていた風潮があった時。
とりあえずキャプチャした映像も流してみたてんがんさんをはじめ、
revoたんやゆうさんなど。
この頃は順番待ちという概念がなく特に放送終了後数秒で
次枠が始まるrevoさんの放送枠の取る速さはリスナーに賞賛すらされていた。
よく見受けられたキーワード:Bijou,Lisa,Chaos
「ゴルァ森警備」「この放送はコメントで成り立っています」
テンガン ゆきかぜ ゆーうー れんたん プラセボ かとうくじetc..
フェーズ2:凸
↑を元に、ラグナロクニコ生配信の基本的な配信スタイルを確固たるものにした世代
~09年9月頃までの主な放送。総枠数500~1000時代。
来場者数は2桁が普通。来場者数が100人近く行けば大規模生主であった。
PT狩り配信や別鯖凸などいわゆる「凸」を主体として
鯖の枠を超えた全jROコミュニケーション重視の世代がこの頃から始まる。
スクルドで凸者集めてのごろ。さんや凸者集めてギルドを作ったござるさん、
凸者を集めてイベントをしたゆきとさんなどが有名。
この世代の後半には第1世代のメインであったソロ狩り風景と
第2世代からの風潮であるリスナー凸とをデフォで組み合わせたおkzさんなども活躍する。
また、引退者休止者の的にもなりやすかった世代。
懐かしいな、の懐古コメントが多すぎてNGワードにされる放送もあった。
よく見受けられたキーワード:Skuld,Bijou,Baldur
「凸」「美女は聖地」「生放送ギルド」「またきた!」「iRO桜井」
revo ちわわ lくの人 ごろ。烏丸 ござる みっきー。白鷺 しあひめ ねがきゅん etc..
[第2世代]
フェーズ1:動画製作者
ニコ動から知名度のある製作者がニコ生に移住。RO実況スレも始まる。
09年9月頃~の主な放送のトレンド。1500~1800枠時代。
主にオリジナルの動画を持ち、放送の方向性がハッキリしている生主が台頭。
ハイプリオンラインの七々瀬さん、槍投げ動画のmeronさん、
幸せになりたいシリーズのジョジョの人、月刊ROランキングのホムerさん
来場者数は2桁が普通で、大きいコミュの生主だと3桁も出るようになってくる。
よく見受けられたキーワード:Fenrir,Ses,Heimdal
「BOSSレア」「IKEMEN」「幸せになりたい」「精錬」
七々瀬 meron ジョジョの人 ホムer etc..
フェーズ2-1:イベンター
~10年6月頃にデビューした生主のトレンド。
RO黎明期時代からのファンサイトの管理人やニコ生以前のねとらじ時代に
ROを盛り上げていた人らがニコ生に移住し、頭角を現わす。
それと同時にニコ生という交流媒体を通して主に過去、ゲーム内でのユーザーイベントや
オリジナル企画を提唱、実行していく人らが各々企画しRO放送を盛り上げる。
2000枠時代。来場者数は平均して2桁が多いものの、3桁の放送も増えてくる。
よく見受けられたキーワード:Freya,Heimdal,Fenrir
「イベント」「企画」「生主対決」「あばばっば」「罰ゲーム」
ファナ※ アズライール みんと ゆな灰姫 かりす。しぇん kaze-mithi etc..
フェーズ2-2:オフ
10年3月頃からのトレンド。ニコ生一般枠の第3世代に一番近い層。
来場者数は3桁も珍しくなく、大きい規模のコミュや旬の放送などでは
軽く4桁もいく。
ROの狩りを重視して流す放送というよりも、どちらかというとフェーズ1と連動しつつ
積極的に他の生主との会話やコミュニケーションを重要視してRO放送をするスタンスが
目立つようになる。
よく見受けられたキーワード:Ses,Iris
「オフ会」「カラオケ」「」
ごくり まっくん yu-suke しーまん ペケこ ☆マイチュ☆etc..
[第3世代]
フェーズ1:肥大化
2010年6月頃~のトレンド。ニコ生への同調化がはじまる。主に運営生放送がトリガー。
この頃から同時放送数が急激に増加し9/7の22時台には同時41枠と過去最高を記録
来場者数は2桁は軽く人気生主になると3桁が普通、イベント放送だと4桁人も出るように。
が、その中でもリスナーが生主になったり生主がリスナーになったりと
RO内でリスナー⇔生主の相互循環がされてるため必然的に内輪傾向が強くなったが
それ以上に新規リスナーの増加の方が多く、ROの絵師や同人系の生主らもニコ生に参入。
エミュやBOTer生主までもが参入。
配信者のバリエーションが豊富になるが、放送休止や一時的な離脱で放送から離れた
第2世代以前の生主を知らないRO配信者やリスナーも増える。
→無理に先代生主の流れに乗ろうとせず第3世代の中で独自コミュニティを形成し始める
また、生主やリスナーが急激に増加したことによる生主の過剰埋没状態が起こりはじめ
生主同士、生主とリスナーの確執も起きはじめる。
よく見受けられたキーワード:Heimdal,Iris,Freya
「お絵かき」「Wメギン」「ちょっと何言ってるか」「クソリスナー」「BAN」
ノエル イモトン ののあ ごあぽん Looker ゴロッペ 霧灘etc..
フェーズ2:末代の系譜
2011年2月頃~のトレンド。
潜在的に存在していた生主のデビューやコミュニティ形成が一段落し
それぞれの生主の方向性や棲み分けが確立した。
ポジションを確立した生主の中には、第1第2世代でナンセンスとされていた
RO以外のジャンルに手を伸ばす者も現れるが
平均的にはROをメインとしたまったりした放送が増える。
また、第1第2世代のRO放送を築いた生主の影響を強く受けた
有名生主チルドレンらもこの世代を以ってして少しずつ裏方に回っていく
よく見受けられたキーワード:
「お絵かき」「コミュURL貼逃げ」「RO放送論」「神聖様」「BAN」etc..
[第4世代]
フェーズ1:マイペース志向
2011年10月頃~RO放送のトレンド。
他人に左右されず、自らの方針を崩さないスタイルの生主が増える。
RO放送への逆凸クルーズ、ラグくじ10万円分を引く放送など。
これまで少なからずあった生主やリスナーの中ににゅ缶と一線を画そうとする空気が消え
BBSのノリのまま放送で暴走しすぎてBANになるという斬新な展開が増える
よく見受けられたキーワード:Olrun,Idavoll
「喧嘩凸」「マジキチ」「連BAN」「晒し」「ラグくじ」「TiaVIP」
Erio 野牛の人 PP こなたん。西村 ゆずぅ etc..
フェーズ2:顔出し、コスプレ系
2013年~RO放送のトレンド。
RO生主で顔出し配信やコスプレをした姿を映す生主が登場する。
ROリアルファッションコンテスト、あこみねあ(クイズ)放送など、
第2世代のイベンターとは違った形でのイベント企画が増える。
よく見受けられたキーワード:Hervor,Idavoll
「顔出し」「コスプレ」「イベント」
S的 あこみ忍者 如意 ぱい酢 etc..
※敬称略
※傾向としてフェーズ間同士の交流は目立つが世代間同士の交流はあまり見受けられない。
※一般枠で呼ばれている世代とは互換しない。
※ファナさんはニコ生初期からコミュを持っているが、
当初はRO生放送はほとんどしておらずくくりとしてはこの世代といえる。
- 最終更新:2013-05-11 20:16:56